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空調設備管理
 主な設備:エアコン、空調機、冷温水ポンプ、冷却塔、送風機
 建物内の温度や湿度を適切に保ちます。異音、振動、水漏れ、設定温度と室温の違いなどを確認します。

 ■温調器
 1、温調器とは?
 温度を一定に保つための装置です。
 空調や給湯設備では、冷えすぎ、暖まりすぎ、お湯が熱すぎるなどを防ぐために使われます。
 つまり、温調器=「設備の温度を監視して、二方弁や三方弁に指令を出す頭脳」と覚えると理解しやすいです。
 現場では「温調器が悪いのか?」「温度センサーが悪いのか?」「二方弁・三方弁が悪いのか?」を切り分けできるようになると、
 一気にビルメンらしい知識が身につきます。


 2、ビル設備での役割
 例えば空調機では、
 室温 30℃
 ↓
 温調器が測定
 ↓
 「暑い!」
 ↓
 二方弁や三方弁を開く
 ↓
 冷水が流れる
 ↓
 室温低下


 逆に、
 室温 20℃
 ↓
 温調器
 ↓
 「冷えすぎ!」
 ↓
 弁を閉じる
 ↓
 冷水量減少
 となります。


 3、基本構成
 温度センサー
   ▼
 温調器 (制御器)
   ▼
 二方弁・三方弁
   ▼
 冷温水流量調整


 4、空調の温調器
 AHUやFCUによく付いています。
 冷房時
 室温上昇
  ↓
 温調器
  ↓
 二方弁開
  ↓
 冷水増加
  ↓
 室温低下


 暖房時
 室温低下
  ↓
 温調器
  ↓
 二方弁開
  ↓
 温水増加
  ↓
 室温上昇


 5、給湯設備の温調器
 給湯器や熱交換器で使用されます。
 例えば設定が60℃の場合
 70℃のお湯
  ↓
 温調器
  ↓
 60℃に調整
 利用者が安全に使える温度にします。


 6、温調器の種類


 電子式
 現在主流
 
 温度センサー
  ↓
 マイコン制御
  ↓
 弁を自動調整
 
 特徴
 ・高精度
 ・中央監視と連携可能


 サーモ式(機械式)
 古い設備で見られます。
 
 温度変化
  ↓
 感温部膨張
  ↓
 弁を動かす
 電源不要


 7、現場での見た目
 ・制御盤に付いている
 ・壁に付いている


 8、巡回時の確認ポイント
 ① 温度表示
 設定温度 25℃
 現在温度 25℃
 正常

 ② 温度ずれ
 設定25℃
 現在30℃
 弁やセンサー異常の可能性

 ③ センサー異常
 症状
 実際 25℃
 表示 40℃
 温度センサー不良が疑われる

 ④ 弁の動作確認
 温調器が指令を出しても
 温調器 ○
 二方弁 ×
 なら弁側の故障


 9、ビルメン初心者向けの覚え方
 温度を測る
 ↓
 判断する
 ↓
 弁を動かす
 ↓
 温度を一定にする