■ビルメンに必要な資格は、「必須資格」と「持っていると強い資格」に分けて考えると分かりやすいです。
ビルメンで特に重要な資格
まず取るなら「第二種電気工事士」
私が一つ勧めるなら、まずこれです
第二種電気工事士。
理由は、ビルメンの現場で電気設備に触れる機会が多く、電気の基本を勉強することで、他の設備についても理解しやすくなるからです。
例えば、
ブレーカー
照明
コンセント
配線
電気回路
などの基本が分かるようになります。
次に「乙4」
危険物取扱者乙種4類です。
特に、
非常用発電機
ボイラー
燃料タンク
など、燃料を扱う設備がある現場では役立ちます。
ボイラー・冷凍機
昔からビルメンの代表的な資格として、
二級ボイラー技士
第三種冷凍機械責任者
があります。
ただし、すべてのビルにボイラーや大型冷凍機があるわけではありません。
なので、
自分が働く現場に合わせて取るのが効率的です。
消防設備士(乙種4類)(乙種6類)
消防設備関係に強くなりたいなら、消防設備士もおすすめです。
特に消防設備の仕事に関わるなら重要です。
例えば、
自動火災報知設備
消火設備
屋内消火栓
スプリンクラー
誘導灯
非常警報設備
などについて勉強できます。
最終的な目標なら「ビル管理士」
正式名称は、
建築物環境衛生管理技術者です。
一般には「ビル管理士」と呼ばれています。
これはビルメン業界ではかなり重要な資格です。
建物の、
空気環境
水質
清掃
害虫・害獣
設備管理
建築物の衛生管理
など、建物全体を管理するための知識が必要になります。
一定規模以上の特定建築物では、建築物環境衛生管理技術者の選任が必要になるため、資格としての価値も高いです。
さらに上を目指すなら「電験三種」
第三種電気主任技術者(電験三種)です。
これは難易度がかなり上がります。
電気設備について、「点検する側」から「電気設備全体を管理する側」
へステップアップしたい人向けです。
私ならこういう順番で取ります
もしビルメン未経験~新人なら、
①第二種電気工事士
↓
②危険物乙4
↓
③二級ボイラー技士
↓
④第三種冷凍機械責任者
↓
⑤消防設備士
↓
⑥建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)
↓
⑦ 電験三種
という順番を考えます。
ただし、全部取る必要はありません。
「どんなビルで働くか」によって必要な資格が変わります。
次に、資格ゼロ・未経験の新人ビルメンが1年間で実力をつけるという前提で、現実的な順番を組みます。
結論から言うと、私は「最初から難関資格を狙わず、電気→危険物→設備→ビル管理」の順番をおすすめします。
1年間の資格取得プラン
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時期
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資格
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目的
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1~3か月
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第二種電気工事士
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電気の基礎を身につける
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3~5か月
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危険物取扱者 乙種4類
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燃料・発電機などを理解
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5~7か月
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二級ボイラー技士
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熱源・ボイラーを理解
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7~9か月
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第三種冷凍機械責任者
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空調・冷凍機を理解
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9~12か月
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消防設備士
|
消防設備を理解
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2年目以降
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建築物環境衛生管理技術者
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ビル管理の総合資格
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将来的に
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第三種電気主任技術者(電験三種)
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電気設備管理の上位資格
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1~3か月:第二種電気工事士
最優先です。
最初に電気を勉強すると、
電圧
電流
抵抗
電力
ブレーカー
配線
モーター
などが理解できるようになります。
ビルメンの設備を理解するための土台になります。
3~5か月:乙4
次に危険物乙4。
非常用発電機などの燃料設備を理解するために役立ちます。
電気工事士よりも比較的取り組みやすいので、2個目の資格としておすすめです。
5~7か月:二級ボイラー技士
ここから設備系に入ります。
ボイラーを勉強すると、
燃料 → 燃焼 → 熱 → 蒸気 → 圧力
という流れが理解できます。
ビルの熱源設備を理解するのに役立ちます。
7~9か月:第三種冷凍機械責任者
次は空調です。
ビルメンでは空調トラブルも非常に多いので、
冷凍サイクル
圧力
冷媒
コンプレッサー
熱交換器
などを勉強します。
「エアコンが冷えない」というトラブルが起きたときに、なぜ冷えないのかを考える力につながります。
9~12か月:消防設備士
最後は消防設備。
例えば、
自動火災報知設備
消火器
屋内消火栓
スプリンクラー
非常警報設備
などを勉強します。
ここまで来ると、
電気+熱+空調+消防
と、ビルメンに必要な主要分野を一通り勉強したことになります。
そして2年目「ビル管理士」
ここが大きな目標です。
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)。
ただし、これは誰でもすぐ受験できる資格ではなく、受験には一定の実務経験などの要件があります。
そのため、
1年目:現場経験+基礎資格
2年目以降:ビル管理士を狙う
という考え方が現実的です。
電験三種は最後でいい
「ビルメンなら電験三種を取らなきゃ!」
と思う人もいますが、私は新人には急いで勧めません。
電験三種はかなり難しいです。
まず、第二種電気工事士で電気の基本を理解する。
その後、現場経験を積みながら、
「もっと電気を深く勉強したい」となったら電験三種へ進む。
このほうが挫折しにくいです。
1年後の理想
1年間現場で働きながら勉強して、
第二種電気工事士
+ 乙4
+ 二級ボイラー技士
+ 第三種冷凍機械責任者
+ 消防設備士
まで取れたら、かなり設備について話せるようになります。
でも、資格の数だけを増やす必要はありません。
ビルメンでは、「資格を持っている人」より、
「設備を理解して、異常が起きたときに安全に対応できる人」
が強いです。
資格の勉強 → 現場で確認 → トラブル訓練 → また勉強
この繰り返しです。
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