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電気設備管理
主な設備:分電盤、受変電設備、ブレーカー、照明、非常用発電機
電気が安全に供給されているかを確認します。異常な音、焦げ臭いにおい、警報表示などに注意します。
■非常用発電機
停電したときに自動で電気を作り出す設備です。一言でいうと、「停電時の予備電源」です。
設備管理では、「非常用発電機は普段動かないが、いざという時に必ず動かなければならない設備」と覚えておくとよいでしょう。
そのため、日常点検・燃料確認・試運転がとても重要です。
1、非常用発電機とは?
普段、建物は電力会社から電気を受けています。
しかし、落雷、台風、地震、設備故障などで停電が発生することがあります。
そのときに活躍するのが非常用発電機です。
通常時
電力会社
↓
建物
停電時
発電機
↓
建物
2、なぜ必要なの?
停電すると、
・エレベーター
・非常照明
・消防設備
・防災設備
・給排水設備
などが使えなくなる可能性があります。
特に
・病院
・ホテル
・オフィスビル
・商業施設
では大きな影響が出ます。
そのため非常用発電機が設置されています。
設備に電気を送るの?
停電時でも必要な設備に優先的に電気を送ります。
例
・非常照明
・誘導灯
・火災報知設備
・排煙設備
・消防ポンプ
・防災センター
・エレベーター(一部)
・給排水設備(一部)
4、非常用発電機の仕組み
基本的な流れです。
停電発生
↓
停電を検知
↓
発電機始動
↓
発電開始
↓
非常用設備へ給電
多くの発電機は自動で起動します。
5、主な構成機器
①エンジン
発電機を回転させる原動力です。
自動車のエンジンと似ています。
主な燃料
・軽油
・重油
・ガス
② 発電機本体
エンジンの回転を電気に変えます。
回転
↓
電気
③ 燃料タンク
燃料を保管します。
停電時にすぐ運転できるよう準備されています。
④ 始動用バッテリー
エンジンを始動するためのバッテリーです。
車のバッテリーと同じような役割です。
⑤ 切替盤
停電時に電力会社の電源から発電機の電源へ切り替えます。
商用電源
↓
停電
↓
発電機電源
6、設備管理での点検ポイント
初心者が日常点検で確認する項目です。
外観
・油漏れなし
・燃料漏れなし
・サビなし
・異物なし
燃料
・燃料残量十分
・漏れなし
バッテリー
・端子の腐食なし
・異常表示なし
制御盤
・警報なし
・故障表示なし
・電源表示正常
周囲環境
・換気良好
・障害物なし
・清掃状態良好
7、よくあるトラブル
バッテリー上がり
最も多いトラブルの一つです。
症状
停電
↓
始動しない
燃料不足
症状
停電
↓
途中停止
冷却水不足
症状
異常高温
エンジン停止
オイル不足
症状
エンジン故障
始動不可
8、試運転とは?
非常用発電機は普段ほとんど動きません。
そのため定期的に運転して状態を確認します。
試運転
↓
始動確認
↓
運転確認
↓
停止確認
設備管理では重要な作業です。
9、点検時の注意点
・エンジン部分は高温になります
・回転部分に触れない
・排気ガスに注意
・燃料漏れを発見したら報告
・異常があれば無理に運転しない
10、覚え方
建物を人間の体に例えると、
受変電設備 = 普段の食事
分電盤 = 血液の分配
非常用発電機 = 非常食・予備電源
のようなイメージです。
11、覚えるべき5つ
・非常用発電機は停電時に電気を作る設備
・エンジンで発電機を回して発電する
・燃料・バッテリーが重要
・定期試運転が必要
・停電時の命綱になる設備
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