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 ■第2種電気工事士(電工二種)

 ビルメンテナンス業界で最も役立つ資格の一つで、

 一般住宅や小規模店舗などの電気工事を行うために必要な国家資格です。

 取得すると、コンセント交換、照明器具交換、スイッチ交換

 配線工事、分電盤接続(一部)、600V以下で受電する一般用電気工作物の工事などの電気工事ができるようになります。

 
 1、ビルメンで評価される理由

 ビル設備では電気が関係しない設備はほとんどありません。

 例えば、

照明設備 

空調設備

給排水設備

中央監視設備

消防設備

 すべて電気で動いています。

 そのため面接でも

 「第二種電気工事士を持っています」

 と言うだけで評価が上がることがあります。

 
 2、試験内容

   ①勉強方法

学科試験は、出題範囲を一通り確認したうえで、過去問演習を中心に進めるのが効果的です。特に配線図、工具・材料、施工方法は得点につながりやすいため、早い段階から重点的に取り組むとよいでしょう。

 

最初に参考書や動画で全体像をつかむのも大切です。

過去問を繰り返し解き、間違えた問題は原因を確認し

暗記分野は、工具名・材料名・法令上の数値を一覧表にして覚えます。


   ②学科試験

 主な出題分野

  電気理論

  配線図

  電気機器

  法規

  工事方法

  

  例

オームの法則

V = I × R

などの基本計算が出題されます。

 

   ③技能試験

 技能試験では、複線図の作成、電線の切断・被覆はぎ、器具への結線、完成後の欠陥チェックまでを一連の流れとして練習することが重要です。  学科試験の合格後から始めるのではなく、学科の学習中から工具や候補問題に慣れておくと、技能試験までの準備がスムーズになります。

 

 実際に配線を作る試験です。

 例えば

 スイッチ

    ↓

 照明

 の回路を40分程度で完成させます。

 工具を使って

 電線切断

 被覆剥き

 リングスリーブ圧着

 を行います。

 3、ビルメンに必要なレベル

  正直なところ、

  ビルメンになった直後は

  オームの法則

  三相交流

  電線サイズ

  が完璧でなくても大丈夫です。

 
   大切なのは

  ① テスターを使える

 電圧測定

 導通測定

 抵抗測定

 

  ② 分電盤が読める

 主幹

    ↓

 漏電ブレーカー

    ↓

 子ブレーカー

 

  ③ 安全を理解する

  活線作業をしない

  検電する

  ロックアウトする

  この方が実務では重要です。

 
 4、勉強時間の目安
   未経験者なら
   
   100~150時間くらいが目安です。

  毎日1時間なら

  約3~4か月

   で十分合格圏に入れます。

 

 5、合格後に身につくもの

 私はビルメンで一番役立つ資格は電工二種だと思っています。

 取得すると、

  漏電調査、照明不点灯調査、ブレーカートリップ調査、電気設備点検

   が理解しやすくなります。

 

 6、アドバイス

電工二種は「ゴール」ではありません。

資格取得後に、

テスターを使いこなす

分電盤を読めるようになる

シーケンスを覚える

電験三種を目指す

 

ここまで行くと、ビルメンとしての市場価値が大きく上がります。

まずは 第二種電気工事士 → 危険物乙4 → 二級ボイラー → 第三種冷凍機械 の順で取得するのがおすすめです。

これだけでビルメン業界ではかなり強い資格構成になります。


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